論文が形になった

 

ここで文章を書くことも、読書も正直サボっていました。いや、正しい言い方をすること忙殺されておまして。というのも論文を書いていました。本当に禁欲的な生活で、かつ、睡眠時間もなく死ぬワ〜とか思う余裕もなく書いていて、というか分析もできていなくて。インタビューの文字起こしから始めるという状態だったんですけど、無事に終わってよかった...。安堵ってこのことか。謝辞書いていて、とてもエモーショナルな気持ちになった。自分の4年間が形になったような気がして。でもそれって自分だけのものではなくて、必ずお世話になった人がいるからこそだから、その人たちのことを思い出しながら、ふつふつとこみ上げる想いを文字にしていたら、とってもエモーショナルフルでした。

 

 

わたしはいろいろ興味関心があって、建築勉強したり国際政治に手を出したりしました。けれど、やっぱり、あまりにも学問が学問たらしめていたというか。つまり、大きな枠組みの、抽象的なことを扱うことは必要だし、そういう学問をやる必要性ってやっぱりあると思うんです。けれど、「わたしがやらなくてもいいな」って思いました。中国の東シナ海における進出に関して興味あって、対外政策について勉強いしてもいいけれど、そこから見える世界は、自分のリアルとはやっぱり違うと思うんですよ。結局、頭のいい人しか理解できない枠組みのなかで生きるって、とても窮屈だった。世の中には、いろいろな人がいるのにとても排他的な印象を受けたし、政治に興味ありますとか意味わかんない。いや、わかるんだけど、常識程度に物事知っていて自分の意見を持っているくらいで丁度いいと思うんだよなー。ってなったときに、結局すべてはひとだ!ってことを徐々に理解した。2年生の秋学期くらいかな。結局政治だってひとだし、ひとが戦争を起こしてひとが平和を掲げてひとが文化をつくってひとが核兵器をつくってひとがひとを殺してひとがひとを幸せにしているから、ひとが全てだなぁと。だからわたしはひとについて考えていきたいとおもって。

 

 

わたしの調査に協力してくれたのは、後輩のさいとうちゃん。感謝しかないんだよナー

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とっても可愛いんだよナー。

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そんなわけで卒展を2月に開催するので、それに向けた準備に入ります!明日もバイトあるし、がんばっちゃう